進め、イップスラボジャパン
私自身、高校時代に悩んでいたイップス。当時は、イップスなんていう
は今ほど市民権を得ておらず、「メンタル崩壊」くらいに思って、がっつり周囲に隠してごまかしていた。
大学で「イップス」というワードに出会い、繋がって、さあ調べよう、解明しよう、悩んでいる人たちを助けよう、と文献や書籍を探したが、まあ少ないこと、少ないこと。
しかし、私には高校時代からの腐れ縁である「イップスの感覚」が右手に残っていた。
これを頼りに、原因、仮設、考察、検証と、まさにライフワークとして取り組んでいた。
卒業後も、ご近所の高校さんや、地元の学校さんにお願いして、アンケートを取らせてもらったり、
泥臭く、究明していた。
それはそれは、楽しかった。しかし、これを続けていては、あくまで自分一人の失敗談や成功談にしかならない。
大学の同期の吉岡(イップスラボジャパンメンバー)に相談し、学術面の情報をかき集めた。
卒業後に吉岡がいなければ、確実に2021年にこんなブログを書いていることはない。
完全におかげさま。

吉岡の仲間の渡邊も加わり、イップスラボジャパンの原型ができた。
もちろん学術的でもあり、どこかイップスに悩む人の気持ちを理解しようとする、分厚く人間臭いチーム。正式に承認されてからプロフィール欄も追加予定であるが、新たに加わったメンバーも、とにかく研究成果の期待が膨らむ、素晴らしい方々ばかり。
なぜここにきて、ブログを始めたかというと、10年以上任意団体として活動してきたイップスラボジャパンを、2021年5月末にYips Lab. JapanとしてNPO法人申請をした、区切りであるためである。

なぜかこの摩訶不思議な症状に興味を持った最強メンバーが揃ったことは確かである。
噛み締め、全うしたい、そんな決意でおります。